母子家庭マニュアル

母子家庭の手当を活用しよう!シングルマザーの貧困生活マニュアル

保育士という名のワーキングプア

2016/07/17

最近話題になっている保育士の雇用問題。
大変重要な仕事ですが、今後も大きな給料アップは
見込めないかもしれません。

保育士は重労働なのにワーキングプアになる

私は短大で保育士の資格を取り、卒業してすぐ私立の保育園で
正職員として働き始めました。
子供の頃から小さな子と一緒に遊んだり、お世話をすることが
大好きだったので、保育士の仕事をするのが
本当に楽しみでした。

いざ仕事を始めると、子供と過ごす1日がハードで
びっくりしました。1歳児のクラスの担任になったのですが、
とても人数の多い保育園だったので、保育士2人で
13人の子供をみるという状況でした。

1歳児はまだ上手に話すことができないので、
噛みついたりひっかいたりというトラブルも多く、
完全に人で不足の状況でした。

トイレトレーニングにしても、おまるが2つしかないので、
なかなか順番がうまく回りません。
順番が待てずに漏らしてしまい、その始末もしなければ
なりません。毎日本当にてんやわんやでした。

さらに子供達の成長を書類に書き留めねばならず、
日誌、週案、月案と、とにかく書類にも追われました。
園にいる間は子供をみなければならないので、
そんな書類を書いている暇があるはずもなく、
当然のように持ち帰りでした。

土日もずっと書類三昧でした。
週に1回は会議があり、行事の前になるとその準備もあって、
朝7時過ぎに出勤してから、夜10時まで帰れないことも
ざらでした。

また、モンスターペアレントも多く、保護者から
保育士への要望は年々高まり、保護者対応だけでも
ゲッソリします。

こんなに過酷な業務をこなしているにも関わらず、
保育士の初任給の手取りは11万でした。

これなら学生時代にしていたバイトの方が
よっぽど時給が良かったです。

立派な先生は、

「お金じゃなくて、子供達の成長がみられる
ことが保育士としての1番の喜びよ。」

とおっしゃいましたが、私はそんなに人間が出来ていないので、

「こんなに苦労して、なんでこれしか稼げないの」

としか思えませんでした。
まさにワーキングプアです。

その後も1年に1回は昇級しましたが、数千円程度で、
4年間勤めて結婚退職しましたが、最終的には手取り13万円
程度でした。

保育士って一応国家資格なのに、どうしてこんなに
賃金が安いのか未だに理解できません。
子供と遊んでるだけと思われているような気が
してなりません。

-ワーキングプア
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