母子家庭マニュアル

母子家庭の手当を活用しよう!シングルマザーの貧困生活マニュアル

ワーキングプアの原因は収支バランスの乱れ

2016/06/15

働いても普通の暮らしができないと嘆く20代後半の
女性がいます。
彼女の貧困生活は転職がキッカケでしたが、
本当の理由は別のところにありました。

ワーキングプアの原因は収入の低さだけではなかった

私が大学を卒業したころは就職難の時代でしたが、
なんとか正社員の仕事に就くことができました。
しかし残業代などがきちんとつけられず、業務時間も長く、
休日も不規則で、ストレスがたまっていきました。
大きい会社でしたが、比較的新しい業界で福利厚生などは
良くありませんでした。

それで体調も崩しがちになり、食欲もなくなってきたので、
このままではいけないと思い転職をすることにしたのです。
求人雑誌で見つけた契約職員の応募に飛びつき、
すぐに転職をしました。
その仕事に就くために引っ越しをしてお金を使って
しまったので、貯金がなくなりました。

月給もボーナスも下がったので、生活が苦しくなりました。
契約職員には残業させないという職場だったので、
自分の時間は少し取り戻せましたが、毎日の食事代も満足に
捻出できない状況になってしまったのです。

当時はまだ、ワーキングプアという言葉が一般的に
広まっておらず、そういう概念も、自分の中には
ありませんでした。
仕事を毎日しているのに、食費も足りないくらいの貧困生活に
なるとは、よもや思っていなかったのです。

一人暮らしをしていたので、家賃や光熱費、食費などで
月給が消えていきました。節約できるのは食費くらいです。
平日のランチも外では食べず、お弁当を持参しました。

友人たちに誘われ外食やお出かけに行くこともあるので、
そのあとの1週間くらいは大変です。
普段以上にケチった食事になりますので。
それでも一人暮らしで寂しくて、付き合いは大事にしていました。

寒い地域でしたが暖房費も抑えるために、
家の中では重ね着をして、なるべくエアコンの暖房は
つけないようにしました。
その結果、体調を崩し風邪をひくことも多かった気がします。
有給休暇は遊びに行くためではなく、病欠で使い切っていました。

そんな状況の中、特に困ったのがありました。
友人たちの結婚ラッシュです。

結婚式の会費やお祝いの費用がかさみました。
ひどいときは月に3回も結婚式があったのです。
地獄のような状況でした。
それでも友達付き合いを大事にしていたので、悲鳴をあげながら
式に出席していました。

あるときふと思いました。

私のワーキングプアな生活は、安い給料であることのほかに
無理な人間関係が原因なのではないか。
考えてみれば、学生時代から人に流されやすい性格でした。
まずそこを改めなければ、いつになっても貧困のままかも
しれない。

そんなふうに思っていたとき、ちょうど仕事の契約期間が
終わりました。
次に働いたのは派遣社員です。事務の仕事でしたが、
わりといい時給でした。

月の給料は前職より若干減りましたが、
家賃の安いアパートに引っ越し、無理な人付き合いを
断ち切ったところ、少し生活は楽になりました。

もしかすると、ワーキングプアというのは得られる給料の
せいだけではなく、収入と収支のバランスを欠くことが
原因なのかもしれません。

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