母子家庭マニュアル

母子家庭の手当を活用しよう!シングルマザーの貧困生活マニュアル

ワーキングプアという生き方

派遣社員の男性(32歳)が語る
ワーキングプアという生き方を選んだ理由。

ワーキングプアという生き方を選んだ理由

私には叶えたい夢があります。
それを支えに日々を過ごしてきました。
そして気付けば立派な「ワーキングプア」の一員になっていました。

正直、私は自覚をしていなかったのです。
自分が貧困という立場に置かれている事を。

ある派遣会社に仕事先を紹介され行った時でした。
そこは大手企業の本社ビルでした。
そのビルの最上階で、面談に付き添って来てくれた派遣会社の方が
「これが勝ち組の見る景色なんですね」
と言いました。

私は思いました。
派遣会社で働く正社員の人でも自分のことを負け組だと
思っていると。
では正社員として働かない私の立場はそれより更なる「下」として
判断されているのか。

当の本人はそういうつもりで言ったのではないかもしれません。
でも、私はショックだったのを今でも覚えています。
「勝ち組」という言葉がとても私に大きくのしかかりました。

それ以降、そんなに気にしていなかった「ワーキングプア」という
言葉が私の周りにまとわりつき始めました。

では、その状況から脱する為に私は正社員になろうとしたのか。

答えはノーです。

確かに劣等感のようなものは常にまとわりついていましたが、
私はあえて派遣やバイト、パートを転々と続ける道を選びました。
それはやはり叶えたい夢があるから。

たとえ周りからダメな烙印を押されても、
私は自分の道を貫くことを決めました。

たった一度しかない「人」として生きる時間なんだ。
自分が嫌だと思うことをやるなんて無理。
もしダメだったとしても、自分が選んだ道。

「あの時ああしていれば」と思う瞬間があるかもしれないけど、
他人に言われた生き方をして思う「悔い」とは違うと思います。
もしかしたら、精神的に弱いから逃げている部分があるかのかも
しれません。でもお金がなくても、将来が安定していなくても、
自分の心に嘘をつかない生き方をして最期を迎えたい。
そう思って日々生活を続けています。

「ワーキングプア」というとどうしてもマイナスのイメージが
ありますが、中には覚悟を決めてその生き方をしている人もいる
ということを知っていただけたらとも思います。

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