母子家庭マニュアル

母子家庭の手当を活用しよう!シングルマザーの貧困生活マニュアル

「子どもの貧困」は親の性格によって起こる

2016/07/22

「子どもの貧困」が問題になっているようですが、
実は特に問題視することではありません。
そのような状況になるかどうかは親の性格次第なのです。

子どもが普通の生活を送ることは当たり前のこと

我が家は父子家庭でした。
小さい頃に母親を亡くし、父が一人で
私と妹を育ててくれました。

父は自営業をしており、仕事をしながら、
私たち兄弟の世話をしてくれたので、
カギっ子、孤食というような寂しさはありませんでした。

しかし、収入が安定しなかったため、
米を買うお金すらない月もありました。

そんなとき私たち兄弟は、近所に住んでいる祖父のところに
行き、食材やおやつをたくさんもらって来ました。

昔から父と祖父は仲が悪く、
父は祖父のところには行きませんし、
子どもたちに行って来いとも言いません。

ただ、妹と一緒に祖父のところに行き、
色々なものをもらってくることを反対することは
ありませんでした。
内心では祖父に感謝していたと思います。

祖父は年金暮らしだったし、住んでいる家も普通の民家で、
特にお金持ちではありませんでしたが、
40年間、公務員をやっていたこともあり、
退職金、老齢年金は少なくなかったと思います。

私たちはそんな祖父に甘え、何とか生活を切り盛り
していました。

ところが、私が高校3年の冬に、祖父は他界しました。
父の低所得は相変わらずで、間もなく中学を卒業する妹は、
高校進学できるかわからない状況となりました。

私も専門学校に行きたかったのですが、祖父の葬儀費用などに
お金がかかるため、進学は諦めてほしいと父に言われました。

私はまだそれでもいいのですが、妹には高校進学を
諦めてほしいと父は言うのです。

その当時、時代は昭和の後期でしたが、
大半の子が高校に行く時代です。
高校に行けないというのは、あまりにも可哀想だと思い、
妹の学費は自分が働いて稼ぐからと父を説得し、
中卒という学歴だけは免れました。

父は悪い人ではないし、子どもの面倒も見てくれるのですが、
男としては尊敬できるところはあまりない人でした。

「仕方ないだろ」

が口ぐせで、祖父と仲が悪かったのも、お金がないのも、
妹に高校進学を諦めろと言ったのも、
仕方がないの一言で片づけてしまおうとするのです。

息子としては、自分の力で何とかしようという男気を
見せて欲しかったです。

今は、私も妹もそれぞれ家庭を持ち、
普通の暮らしをしています。
今考えてみれば、「子どもの貧困」とは、
親の性格次第なのだと思います。

親が子どもを育てるにあたり、ごく普通の幸せを
当たり前のように提供する力が必要であり、
それはほとんどの人間ができることです。

それすらもできない経済状況になるということは、
私の父と同じく、自分に甘いと言わざるを得ません。

旅行や外食に頻繁に連れて行けというわけでは
ありません。
高校や大学くらいは子どもが希望するのなら、
行かせてあげるべきだということです。

親になったのであれば、その程度の覚悟は必要です。

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