母子家庭マニュアル

母子家庭の手当を活用しよう!シングルマザーの貧困生活マニュアル

お受験の現場に格差あり

2016/06/15

中流家庭でありながら、お受験を経験した母親がいます。
彼女は気が付いたようです。
お受験は子供のためではなく、親の見栄のためだった
ということを。

私立の小学校に通わせることが子供の幸せとは限らない

私は息子の小学校受験を経験しました。

うちはいわゆる中流家庭です。
旦那はサラリーマンで、私は専業主婦です。

私立の小学校はお金持ちだけが行くところというという印象が
ありましたが、私のかねてからの希望だったので、
背伸びして受験することにしました。

まず幼稚園の頃から塾に通わせました。
その塾で会うお母さまたちも見るからにお金持ちでした。
車は外車ばかりですし、着ている服や装飾品も高そうなもの
ばかり身に付けている。
なんだか場違いなところに来た感じが強く、
「これが格差社会か」と実感しました。

子供が塾で勉強している間、母親たちは別室で待つのですが、
その待合室も居心地最悪です。
見た目は穏やかにお話をしているのですが、話の内容は
旦那の自慢、持ち物やお金を使ったことの自慢の話が
ほとんどです。

私は話が合わないし、自慢できるような家庭ではないので、
はじっこで一人で読書をしていましたが、入れ替わりで誰かに
話し掛けられるのです。
上流の人たちと交流できることはありがたいのですが、
すぐにこちらの事情の探り合いになります。
「どこの小学校を受験するのか」、「ご主人仕事は何か」など。

こちらの事情を聞いてくる人たちのほとんどはお金持ちのようで、
ご主人が経営者、医者、弁護士などが多いです。
聞いてもいないのに話してきます。

数ヶ月経つと、同じようなレベルの母親たちが集まるようになり、
その集団のランク分けというか、すみ分けがされるのです。
でも、正直同レベルのお母さまと話すほうが気が楽でした。

そして、私立小学校の受験に臨みました。

うちは2校受けて、どちらも不合格でした。
ガッカリしていたのは私だけで、子供と旦那は何とも思ってない
ようでした。

私は近所の何人かの人に受験のことを話していたので、
合格しなかったから皆と同じ公立に行くというのは
恥ずかしいと感じました。

それに、子供の今後にも不安がありました。
お金と教育が比例するという現実があると思っていましたので、
公立校に行かせるとなると、これから高い学力を身に付けることが
できるのだろうかという心配をしていたのです。

しかし、今では受験に失敗し、公立の小学校に通わせることが
できて良かったと思っています。

少なからず見栄を張っていた私の心も穏やかになったし、
子供も学校から帰ると、近所の子供たちと一緒に
外遊びをしています。
幼少期にのびのび育てるということも大切なのだと
再認識しました。

世の中には格差があります。
大人の世界にも子供の世界にも。

私はできるだけ子供には高い位置にいてほしいと
思っていましたが、実はそれは幸せなことではありません。
自分が居心地のよい場所にいられることが最良なのです。

私が塾の待合室で居心地が悪かったように、
もし子供が私立に通ったとしたら、居心地の悪い思いを
したでしょう。

負け惜しみになることはわかっていますが、
うちは受験に失敗して良かったと思っています。

-格差
-,